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映画2017年「猿の惑星」大戦記(グレート・ウォー)が公開されるぞ!!※ネタばれなし

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猿の惑星の最新作 「猿の惑星大戦記(グレート・ウォー)が2017年10月13日に公開されるぞ!!!

メチャクチャ好きなんですよね、この映画。ほんと大好き。 

 

前作『新世紀』から2年。
愛する者を失ったシーザーと彼の抹殺をもくろむ人類。
極限の怒りと葛藤のドラマが交錯するとき、猿と人類の“人間性”をかけた“聖戦”が始まる。

高度な知能を得た猿たちの反乱、人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という衝撃的なストーリーを描き、まさに全世界震撼の大反響を呼んだ『猿の惑星』シリーズ。
『創世記』『新世界』に続き、『聖戦記(グレート・ウォー)』と命名された最新作では、地球の支配者が変わりゆく激動の歴史のうねりが、ついにクライマックスを迎える。カリスマ的な猿の主人公シーザーが、リーダーとしての使命感と、家族を奪われた復讐心の狭間で葛藤するドラマを核にした映像世界には、観る者の胸を締めつけるエモーションが息づき、新たに登場する謎めいた少女ノバの存在からも目が離せない。はたして地球の未来を切り開く“希望の地”へたどり着くのは猿か、それとも人類か。誰もが知っている結末の、誰も知らなかった壮絶なドラマが遂に今明かされる!

 

2014年に公開された猿の惑星:新世紀(ライジング)』をフラッと観に行ったら、その面白さに圧倒されて、すぐに前作の 2011年『猿の惑星:創世記ジェネシス)」』をDVDで見たのですが、ほんとメチャクチャ面白いです!!

 猿の主人公がかっこよくもあり、そしてなんだか物悲しくもありつつリアルなCGで戦うシーンとかはすっごい迫力満点なんです。

 猿の惑星ってかなり昔にもシリーズ化されているのですが、この2014年からの3部作は昔の旧シリーズのリメイクではなく、完全なオリジナルストーリなんです。

この猿の惑星シリーズについて、すごくわかりやすいおススメ記事です。 d-kamiichi.com

 

チンパンジーのポテンシャル凄すぎな件

チンパンジーの能力ってびっくりするほどすごくて、あながちこんな猿の惑星の世界に出来ちゃうんじゃないかってぐらいすごいらしいです。

 

握力は200~300キロ。腕力は100キロ近い鉄板を軽々と持ち上げるほど。人間より遥かに優れた身体能力を持っているのだ。

 

脚力も350キロもあり、垂直にジャンプすると3.5~4メートルも跳ぶことができます。恐るべき身体能力ですね。

 

超絶ヤバい身体能力に加え、、、

 

チンパンジーの間で「ついて来い」、「やめろ」、「受け取れ」などの意思を手話のように伝えるジェスチャーが存在するとみられることが明らかになった。

研究チームはアフリカ中部のウガンダで2007~09年に撮影された3400以上のチンパンジー同士のやりとりを対象に、4500を超えるジェスチャーについて調べました。

 

 合計66種類のジェスチャーを解読した研究者らによると、これらは単独で使われるほか、複数をつなげて使うことにより、さらに複雑なやりとりを行うことができる。どの個体によるジェスチャーであれ、意味する内容が一貫して同じだったということが重要な点だという。

手話で意志疎通している、、、

映画の中でもジェスチャーで会話しているシーンも多々あります。

悲しいチンパンジーの実験実話

そんな特異な能力を持つチンパンジーは人間の研究での結果で後味の悪い話も沢山あって、、、

悲劇のチンパンジー―手話を覚え、脚光を浴び、忘れ去られた彼らの運命 (自然誌選書)

悲劇のチンパンジー―手話を覚え、脚光を浴び、忘れ去られた彼らの運命 (自然誌選書)

 

 手話を覚えた(っていうか覚えさせられた)チンパンジー、ルーシーの末路の話。 

ルーシーはといえば、それまで頭に詰め込まれた単語をすっかり抜き取られ、ジャングルに解き放たれた。 

チンパンジーの住むべき場所はそこだと、飼い主のジャニス・カーターは考えたのである。しかし、ルーシーの意見は違っていた。十一年間も人間社会で生活してきた彼女にとって、眠るならいつものマットレスの上がいいし、飲み水はボトル入りのミネラルウォーターと決まっていた。寝る前にマガジンラックの雑誌をぱらぱらめくるのも、ルーシーの楽しみのひとつだった。 

そんな彼女が唯一嫌いなものといったら、キャンプしかない。 

このため、ジャングルに連れてこられても、えさを一切調達しようとせず、 
「エサ。ハヤク。ルーシーニチョウダイ。モット、エサ。ハヤク、ハヤク」とせがんだ。 

ジャニスは甘やかされたやんちゃ娘をほとんどけるようにして森に追いやったうえに、生きたアリの食べ方まで実演して見せた。 

この話でとりわけ痛ましいのは、言葉を奪われてしまったことである。 

ルーシーがいくら質問してもだれも返事をせず、話をしても知らんぷりだった。二年後、昔なじみがアフリカのルーシーのもとを訪ねると、彼女は囲いの端に駆け寄り、手話で、「オネガイ、タスケテ、ココカラダシテ」と救いを求めた。もちろん、それはむなしい願いでしかなかった。 

 

映画にもなった、人間の欲望のオモチャにされたチンパンジーの物語・映画「プロジェクト・ニム」】

shindenforest.blog.jp

 

こういった人間達に翻弄されるチンパンジーの悲しい事実を知ると、一段と映画の世界に入り込んでしまいます。

 

ぜひぜひ、前作と前々作を見てから映画館で見てみてください!!

期待度MAXです!!

 

吹き替えはダメ!絶対!

ひとつ注意するとこがあって、DVDでも映画でも吹き替えじゃなくて、字幕のほうが断然おススメです、主人公のチンパンジー シーザーの声やセリフが映画の一つの要素になってるので断然入り込めます!

  

前作以降の予告動画です!

2011年『猿の惑星:創世記ジェネシス)」』

 

 2014年に公開『猿の惑星:新世紀(ライジング)』